生配信で有名になることができれば、安定した収入を得ることができます(前回記事参照)。
しかし有名ライバーの道は簡単ではありません。
この記事ではより具体的な「配信者として名を上げていく方法」を解説します。
キーワードは「認知」です。
固定アイコン・サムネイルを用意して統一する
顔を出すにせよ出さないせよ「この画像はあの人だ」と認知してもらうことが大切です。
ご自身の顔写真でも良いですし、プロに頼んでイラストを描いてもらうのも有効です。
アイコンやサムネイルを見たときに「この人だ」とわかってもらえるかどうかはひとつのブランドになります。
SNSや通話アプリなどのアイコンもなるべく統一するようにしましょう。
検索されやすいキーワードをタイトル・概要に入れる
どんな天才歌手も歌う場所が無人島では観客は集まりません。
どんなに面白い放送でも、ユーザーが放送までたどり着かなければ認知されません。
SNSで既に知名度があればそちらから流入させれば良いですが、知名度のない駆け出しライバーは検索による流入を狙いましょう。
以降に挙げるキーワードを放送タイトルや概要文に含ませることで検索にかかりやすくしましょう。
有名ライバーが「謝罪」「お詫び」「報告」「告知」など、タイトルを印象的な一言だけにしていることがあります。
これは検索で来てもらうのではなく、既存のファンにクリックしてもらうことを目的としたタイトルです。
ファンの少ない駆け出し配信者が真似ても効果は薄いので非推奨です。
事件名
世間を騒がせている事件やその共起語を含ませる方法です。
2020年5月現在であれば「コロナ、緊急事態宣言、マスク、濃厚接触」などが鉄板キーワードです。
これらのキーワードについてそのまま語る放送も良いですが、たとえば
のように関連する別の話題で雑談する形も有効です。
人物名
話題性の高い有名人は一過性ながら爆発的な検索ボリュームがあります。
ヤフーニュースなどの大手メディアサイトをチェックしておくと、大まかな動向を知ることができます。
また、有名配信者の名前を含むタイトルにするのもひとつの方法です。
この場合有名配信者のファンが見に来ることになるので、ファンにとって否定的な内容は荒れやすくなる点にご注意ください。
以前ホリエモンこと堀江貴文さんが「手取り14万円、お前が終わってんだよ」と呟いて炎上したニュースがありました これについて配信者がこぞって生放送や動画を配信したことは有名なお話です
世間で話題になったことについては常に敏感に反応し、誰よりも早く配信するのはひとつの必勝法と言えます
ゲームソフト・漫画・アニメ・ドラマなど
ゲーム実況をする場合は当然ゲームタイトル名を入れましょう。
ゲームタイトルはカタカナが多いですが、英語表記や海外版タイトルもセットで載せておくと有効です。
漫画やアニメ・ドラマをキーワードにする場合はそれについて語ったり、画面を映さずにリスナーと一緒に観賞会を行う方法が良く用いられます。
新しい有名タイトルほど大手ライバーが扱っていることが多いので、大手が現在進行形で同キーワードで配信していた場合は避けるのも手です。
曲名・歌手名
音楽系の生放送で有効です。なるべく固有名詞にしましょう。
楽器名で検索されることは少ないですが、歌なのか楽器演奏なのかを判別する意味で「ピアノ」「ヴァイオリン」などのキーワードを入れておくのは親切で良いと思います。
「ジブリメドレー ピアノ演奏 もののけ姫 ナウシカ」にすると同じ放送でも検索にかかりやすくなります
読みやすく、目に留まるタイトルにする
【】や/を使う
概要文は読まれないことがあるのでキーワードを敷き詰めるだけでもそれなりに効果的ですが、タイトルについては無計画にキーワードを敷き詰めてもクリックはされません。
たとえば
よりも
の方が読みやすく、内容が入ってきやすい印象を与えることができます。
前半に大事なキーワードを持ってくる
ユーザーはサムネイルとタイトルで放送リンクをクリックするかどうかを判断します。
そしてタイトルはすべて読んでもらえるとは限りません。
よってタイトル文の前半に目に留まるキーワードを配置しておくと目立たせることができます。
例えば田中太郎さんという有名人の誕生日をお祝いする放送のタイトルを考えてみましょう。
この場合
ではなく
の方が目に留まりやすくなります。
また、別例として「おめでとう」を短く表現すれば文頭に持ってきても大丈夫です。
また、配信サービスごとに何文字まで表示してもらえるかを知っておくことも重要です
コラボする
他のライバーと同時生放送を行い、お互いの放送で共演することをコラボと言います。
お互いの視聴者同士がライバーを認知できるためWin-Winの関係を築きつつ認知を高めることができます。
コラボは非常に有効な方法とされますが、ネックになるのが人気の差異です。
駆け出しライバーが有名ライバーに「コラボしてください」と頼んでも門前払いされてしまいます。
有名ライバーとコラボしてもらうには、
・何かしらの形で交流を深める(オフ会・放送スタッフなど)
・大人数企画に参加する
などの方法があります。自身に向いた方法でアプローチしていきましょう。
定期的に配信する
定期的な配信は認知度アップの近道です。
単純に見つけてもらえる可能性が上がるほか、内容が良ければアーカイブを見てもらえる可能性が高まります。
常連のユーザーは毎日配信者の声や顔に触れることになるのでより親密度が増します。
理想は毎日更新ですが、初心者ライバーの毎日更新はいばらの道です。
以下の方法で徐々に配信頻度を上げていきましょう。
予定が入らない日を作る
現在の職種や環境によりますが、定期配信を途切れさせないコツは別の予定を入れないことです。
完全OFFの日を作っておき「その日は絶対に配信に充てるぞ」という意気込みで1週間を過ごしましょう。
企画・トークネタをストックする
トップユーチューバーは動画を毎日収録・編集していますが、万が一に備えて更新用の動画をストックしています。
ライバーは生放送で楽しませるモデルなので動画データをストックすることはできませんが、放送内容のストックは可能です。
日夜メモをとり、生放送で使えるネタを収集していきましょう。
WhoTokで有名ライバーの道を歩んでいきましょう!