YouTuberから投げ銭ライバーの時代へ。コロナ禍で移り行くマネタイズの仕組み

ライバー
みなさんは「投げ銭ライバー」という新しい働き方をご存知でしょうか?

新型コロナウイルスによる外出自粛で今世界中で、動画配信サービスやライブ配信サービスの利用が急増しています。

世界各国のアーティストが無観客でのライブ映像配信や自宅での動画配信を行っていますよね。

芸能人だけでなく一般人でも歌・ダンス・メッセージあるいはメイク動画・ゲーム実況など自分の得意分野で好きな動画を配信できるのがライブや動画配信の魅力です。

そんななか中国で流行し日本でも徐々に広がりつつあるのが「投げ銭」という仕組みです。

ライバーとして「投げ銭」のシステムを活用し収入を得る「投げ銭ライバー」が新たな働き方として注目を浴びています。

 

後輩
子供たちに大人気の職業としてYouTubeで動画やライブ配信を行うYouTuberがありますよね。YouTuberと投げ銭ライバーは違うのですか?投げ銭ライバーも稼げるのでしょうか?
ライバー
投げ銭ライバーとYouTuberでは収益化する仕組みに違いがあるんですよ。
コロナによる外出自粛でますますライブ配信市場が注目されています。

 

今回は、これからくるビジネススタイルとして大注目の「投げ銭ライバー」としてのマネタイズの仕組みについてご紹介していきます。

投げ銭ライバーとは?

「ライバー」とはそもそも何でしょうか?

ライバーとは配信サービスを通じてリアルタイムでライブ配信を行っている人のことを指します。

ライブの内容は、歌やダンスからメイク動画、日常会話など何でも大丈夫です。

そんなライバーが投げ銭というシステムを利用して収入を得ているのが「投げ銭ライバー」と呼ばれる人たちです。

 

投げ銭システムとは?

投げ銭とは元々、大道芸などのパフォーマンスに対する称賛や楽しんだ謝礼として少額の金銭を投げ入れることの意味を指しています。

しかし近年ではネット上の投げ銭システムとして、動画配信やライブ配信者に対して応援や称賛の意味合いで視聴者があらかじめ事業者から購入したアイテムを配信者にプレゼントできるといったシステムがあります。

そのアイテムがライバーに送られると、ポイントが与えられそれを換金することでライバーにお金が入ります。

投げ銭ライバーのマネタイズ

まずライバーと呼ばれる配信者はライブ配信サービスに登録する必要があります。

配信サービスを通してライブを配信し、視聴者が応援をこめてライバーに「投げ銭」をします。

視聴者からもらえる「投げ銭」が多ければ多いほど、投げ銭ライバーの収入が上がる仕組みになっています。

また、アプリによってはイベント参戦による賞金や視聴者数や配信回数、紹介人数などによって事業者側からのボーナスを受け取ることもできます。

投げ銭ライバーとYouTuberの違いとは?

子供たちにも大人気の職業であるYouTuberですが、投げ銭ライバーはYouTuberと何が違うのでしょうか?

YouTuberとはまた違った投げ銭ライバーの魅力について解説します。

・投げ銭ライバーはリアルタイムで交流する

YouTubeでもライブ機能はありますが、おもに編集した動画をアップして動画内の動画広告で収入を得ています。

YouTuberは視聴者とのコミュニケーションを求められているわけではなく、視聴者が視たい動画をいかに上手く編集して見やすくしているかといった技術が求められています。視聴者がみたい時にすぐ視ることができるのがYouTubeの特徴です。

 

一方、投げ銭ライバーはライブ配信でリアルタイムで視聴者と交流し多くの投げ銭を得ることを目的としています。

編集技術が必要ない分、ライバーのコンテンツ内容自体に独自性が求められます。

また、リアルタイムで配信するからこそ視聴者とライバーとの距離は近くなります。

ライバーにコメントや投げ銭を送ったときの反応がすぐに分かるというのも視聴者側がライブ配信にはまる理由の一つです。

ライバーとしても自分の配信内容が視聴者数や投げ銭の数に直結するため、内容の良し悪しをすぐに判断できるといったメリットがあります。

・収入につなげやすい

YouTubeは広告収入のため、より多くの人にみてもらえるような内容が求められます。数人のファンがついても直接の収入にはつながりません。

一方、投げ銭ライバーは多くの人にみてもらえなくても熱狂的な数人のファンがいれば収入につながります。

また、投げ銭システムは視聴者側が自分の力で売り出したいといった心理が働くため、初心者や駆け出しのアーティストでもファンを獲得しやすいのです。

そういった面からみても、誰でも始めやすく収入に繋げやすいのが投げ銭ライバーの魅力です。

・初心者でも始めやすい

YouTuberとして活動するには、カメラやライトなどの必要物品やある程度の編集技術が必要になります。初心者がスマホ一つで始めても、有名YouTuberと画質や動画の見やすさに大きな差がついてしまいます。

けれど、ライバーであれば編集も必要ないので、スマホ一つで誰でも始めることが出来ます。

自分の特技やコミュニケーションスキルを活かしてすぐにファンを獲得することもできるので自分の力を試したいといった人にはまずはライバーから始めてみるのも良いかと思います。

投げ銭機能付きライブ配信アプリの紹介

国内でも徐々に普及している投げ銭システムの機能があるライブ配信アプリを簡単にご紹介していきます。

・SHOWROOM

SHOWROOMでは、視聴者がアプリ上でポイントを購入しそのポイントでアイテムを購入し投げ銭としてライバーに送ります。

そのギフトのポイント数がそのままライバーの収益になるわけではなく、運営側が視聴者数や実績に応じてライバーに現金化できるポイントを再分配するという仕組みです。

SHOWROOMは初心者でも視聴者数を集めることのできる仕組みがあるのが特徴です。

・17 Live

17 Liveでは視聴者からの投げ銭による収益に加えて、視聴回数に応じた分配金や限定イベントによるボーナスギフトなどがあります。

ライバーが収益化しやすい要素がたくさんあるのが17Liveの特徴です。

・HAKUNA

HAKUNAは、音声のみのラジオ配信やコラボ配信もできるライブ配信アプリです。

アプリ内で視聴者がダイヤと呼ばれるアプリ内通貨でギフトを購入し投げ銭として送ります。

ライバーは視聴者から貰ったスターと呼ばれるアプリ内通貨を換金して収入を得ます。

HAKUNAはもともと海外のアプリなので換金レートが米ドルになることが特徴です。

・WhoTok

WhoTokはショートビデオや投げ銭機能付きライブ配信、Eコマソース、ソーシャルチケットなど様々な機能を統合したアプリです。

無料会員と有料会員に分かれており、ライバーとして収益化するには有料会員になる必要があります。

アプリ内では仮想通貨を使用し、投げ銭による収益だけでなくアフィリエイトや毎日のタスク、ボーナス、投資など様々な収益方法があるのが魅力です。

YouTuberから投げ銭ライバーの時代へ

飽和状態ともいわれているYouTube市場。

一般人だけでなく多くの芸能人が参戦しています。

一般人が気軽に始めるなら投げ銭ライバーがおすすめです。

居住地や年齢を選ばず、どこでも誰でも始められるのがライバーの魅力です。

これからの5Gの時代において、ますますライバー市場が大きくなると予想されます。

投げ銭ライバーとして、ライブ配信を行うにあたって重要となるのがアプリ選びです。

上で紹介したように様々な投げ銭機能付きのライブ配信アプリがありますが、アプリによって投げ銭の還元率やその他の収益化方法に違いがあります。

投げ銭による収益だけでなく、様々な収益方法がある分散型のアプリを選ぶことをおすすめします。

ライブ配信機能に特化したアプリが多い中、様々な機能が統合された「WhoTok」はビジネスに特化した先進的なアプリです。

投げ銭ライバーとして新たなビジネスモデルを確立してみてはいかがでしょうか。